レッド・オクトーバーを追え | ソ連最新鋭の原潜の亡命計画をめぐる米ソの駆け引きが面白い、海洋テクノロジー小説。 主人公ジャック・ライアンがシリーズの等身大ヒーローです。 ライアンはCIAの情報分析官。(スパイではありません) ジョン・マクティアナン監督が同名で映画化。 ライアンにはボールドウィン4兄弟の長男アレック・ボールドウィン、 ソ連原潜艦長にショーン・コネリー、副長にはサム・ニール。 |
レッド・ストーム・ライジング | 海軍中佐ボブ・トーランドが主役。経済が破綻する危機に直面したソ連がNATO軍に戦争を仕掛ける話。 フラッシュバックのように目まぐるしく場面が切り替わる構成がスリリングです。 |
愛国者のゲーム | 「パトリオット・ゲーム」として映画化。 クランシー自身は「ライアン役には引き続きボールドウィンを」と思っていたようですが 配役は主演のライアンに今回からハリソン・フォードが起用されました。 敵役のテロリストにショーン・ビーン、ライアンの娘役にはソーラ・バーチ等。 |
クレムリンの枢機卿 | 米ソ冷戦時代を舞台に「枢機卿」の暗号名を持つ大物スパイの活動と、 彼の身にせまる危険を察知したライアンの救出作戦の物語。 後の新ヒーロー、ジョン・クラークが初登場。映画化されていないのが残念。 |
いま、そこにある危機 | この小説で初めて、スパイ活動などのアクション面を一手に引き受ける影のヒーロー、 ジョン・クラークが本格的に登場。 南米麻薬カルテルを粉砕すべく送り込まれた米特殊潜入チームの活動と 彼らを見殺しにしようとするCIA上層部の策謀を知ったライアンが 秘密裏に救出作戦を組むといった物語です。 主演はハリソン・フォード、ジョン・クラークに「プラトーン」等でも有名な ウィレム・デフォーという配役で映画化されました。 |
恐怖の総和 | この小説では、冷戦時代も終結しています。そこで題材は中東紛争。 ライアンが、政治家達が思いつかなかった宗教的な角度から解決するといった内容です。 中東テロリストグループも登場します。 最近、「トータル・フィアーズ」として映画化されました。 |
容赦なく | この小説の主人公はジョン・クラーク。 ジャック・ライアンは主人公ではありませんが、彼の父親が登場します。 ジャック・ライアンのパートナーとなるまでの クラークの暗い過去の部分をまとめあげた小説です。 |
日米開戦 | タイトルがなんともショッキングですが日本政府そのものではなく、 ごく一部の人間が敵役となっていますのでご安心を。(冷汗 日本のあるグループが米コンピュータへのサイバーテロ、秘密のミサイル基地建設を目論み、 最後には民間航空機で米国会議事堂に突っ込んで、 ほとんどの政府関係者が死亡してしまう混乱の中、ライアンが大統領になるところで終わります。 最近起きたイスラム過激派によるテロ事件に酷似した内容だと各メディアが報道した小説です。 |
合衆国崩壊 | 「日米開戦」で被害を受けた米国会議事堂がまだ炎に包まれている場面から、 この小説は始まりますが、今度の相手は過激なイスラム教指導者。 新型エボラ熱での細菌テロ攻撃、大統領の家族を狙う暗殺計画など、「テロ行為」が敵役。 |
大戦勃発 | シベリアで発見された油田を手に入れようと、国家財政破綻の危機に瀕した中国が NATOやロシアをはるかに凌ぐ大軍で戦争をしかける、ストーリー。 原題はロシアと中国をあらわす、「BEARandDRAGON」 |
トム・クランシーの 原潜解剖 |
未読 |
トム・クランシーの 戦闘航空団解剖 |
未読 |
ノドン強奪 | がらりと内容がかわって、ジャック・ライアンとは無関係な新しい小説です。 主役はテロリズムや小さな紛争に対処する危機管理センター「オプ・センター」。 長編ドラマ化されていて、主演はハリー・ハムリン。 共演には、「頑固じいさん孫三人」のお爺さん役と、お母さん役のお二人が出演されています。 |
ソ連帝国再建 | 新大統領選挙で敗北した内相が、国家主義の右派、マフィア、軍部と秘密裏に手を組んで クーデターを目論んでいることを察知した「オプセンター」が阻止作戦を開始。 |
欧米掃滅 | ネオナチグループが、テロ行為、インターネットゲーム、政治、経済などのあらゆる面で 人種差別を煽り、復活しようとするのを阻止する、「オプセンター」第三弾 |
流血国家 | クルド人テロリスト達がトルコ最大のダムを破壊。現地で調査中だった最新鋭のハイテク技術を満載した、 「オプセンター」所有のヴァンも奪われてしまう。さらなる大規模テロ阻止とハイテクヴァン奪回のお話。 |
レインボー・シックス | 主役はジョン・クラーク。レインボーとはCIAと英SASが協力し、 テロ制圧等のために作った各国特殊部隊隊員の混成チームで この極秘チームのリーダーがクラーク。 これは4部作で、4つの単独の事件を設定してあり、 それぞれの部の中でそれぞれの新しい作戦行動をみることができます。 |
千年紀の墓標 | ゴーディアン率いる巨大企業アップリンク社の私設危機管理特殊部隊「剣」(ソード)シリーズ。 ソードとは、古代ゴルディオスの複雑な結び目を、アレクサンダー大王が 南海な結び方になど目もくれずに剣で一刀両断にしてのけた故事に由来するそうです。 |
南シナ海緊急出撃 | |
謀略のパルス | |
細菌テロを討て | |
ネット・フォース | 近未来の2010年。急増するネット犯罪に対処するために、FBI特捜隊「ネットフォース」が設立され、 小さな犯罪から国家転覆を目論むサイバーテロまでを、追い詰め、取り締まるストーリー。 バーチャルリアリティーの仮想世界で、犯罪者を追いかけたり捜査する過程が独創的に描かれています。 同名でドラマ化。「お願いタイムマシン」のスコット・バクラ主演。ジョアンナ・ゴーイング、ザンダー・バークレイ ブライアン・デネヒー、クリス・クリストファーソン、CCH・パウンダー、ジャツジ・ラインホールド出演。 |
ネット・フォース2 国家強奪計画 |
|
ネット・フォース3 憂国のテロリスト |
|
ネット・フォース4 殲滅の周波数 |
|
トム・クランシーの熱砂の進軍 | 未読 |
トム・クランシーの暁の出撃 | 未読 |
ネットフォースエクスプローラーズ | 未読 |
百万ドルをとり返せ! | アーチャー自身がある企業への投資で破産し、 国会議員を辞職せざるをえなくなり書いたのがデビュー作でもある、この本です。 詐欺にあった4人組がそれぞれプランを持ち寄って 騙し取られた百万ドルを 「1ペニーも多くなく、1ペニーも少なくなく」をルールに取り返す、軽快なテンポの作品です。 詐欺がテーマであるのに、まるでスポーツかゲームのようなタッチで 映画のほうも端々で笑える仕上がりになっています。 |
大統領に知らせますか? | エドワード・ケネディが大統領に就任し、その大統領暗殺計画が持ち上がった、というのがこの作品の内容で、 前作「百万〜」のコメディタッチとはうってかわったサスペンス物です。 |
ケインとアベル | 貧しいポーランド移民のホテルマンと、裕福な家庭に育った銀行家の息子の、 出生から二人の出会い、対決、そして人生の終焉までをえがいた大作。 ドラマではホテルマンをピーター・ストラウス、銀行家をサム・ニールが演じています。 |
ロスノフスキ家の娘 | 「ケインとアベル」の、子世代が主役です。 宿命のライバルだった二人の男の息子と娘が恋に落ち・・という設定。 主人公は最後には初の米女性大統領を目指します。 |
めざせダウニング街10番地 | ダウニング街10番地とは、いわずとしれた英首相公邸です。 いまだ根強い英国独特の身分制度を背景に、貴族、中流、労働者、 それぞれの階級の代表ともいえる三人の男が首相を目指すサクセスストーリー。 日本も見習った「影の内閣」制度なども詳しくわかって面白い作品です。ドラマ化もされています。 |
ロシア皇帝の密約 | 米はロシアからベーリング海沿いの土地を買い取ったが、実は買い戻し条項があったという設定。、 それをめぐっての諜報活動や政府の陰謀にまきこまれていく男の冒険スリラーです。 |
十二本の毒矢 | 「オチ」のあるストーリーを12編おさめた、短編集。 |
無罪と無実の間 | アーチャー初の戯曲。裁判を題材にしています。 |
十二の意外な結末 | これも「オチ」のあるストーリーが12作おさめられた短編集です。 |
チェルシーテラスへの道 | 貧乏な行商人の息子が、高級商店街「チェルシーテラス」に店を構えたい、 という夢を実現するまでのサクセスストーリー。 |
最後の特ダネ | アーチャー第二作目の戯曲。舞台はもちろん新聞社。 |
盗まれた独立宣言 | 湾岸戦争で敗北したイラクのフセイン大統領に、アメリカの名誉の象徴でもある、 羊皮紙に書かれた「独立宣言」を盗まれるというストーリー。 この独立宣言には実際に綴りの間違いがあり、それにヒントを得て書かれたものです。 |
十二枚のだまし絵 | 短編集の第三弾。ひとつの短編を4つの結末に書き分けたり、といった面白い趣向の作品もおさめられています。 |
メディア買収の野望 | 「ケインとアベル」のような宿命のライバル物語ですが、 今回はメディア界では有名な実在の人物二人がモデル。(皆が知ってるあの人です) フィクション部分は20パーセントだと作者本人がおっしゃっています。 |
十一番目の戒律 | 題名は「モーゼの十戒」をもじったもので、十戒のすべてを犯しても(どんな悪いことをしても)、 「絶対に尻尾をつかませるな」という皮肉な意味があるそうです。 CIAがロシア次期大統領の暗殺を天才的暗殺者に命じる、という内容です。 |
スターバック号を奪回せよ | ダーク・ピットシリーズの幻の第一作。 本当は「大統領誘拐〜」の後に発刊されたものですが、事情があって先送りされていたものらしいです。 |
海中密輸ルートを探れ | 「海中〜」が第一作だとされてきましたが、上記の「スターバック〜」が発刊されたので、 「海中〜」が第二作、「氷山〜」が第三作となりました。 |
氷山を狙え | |
タイタニックを引き揚げろ | 「レイズ・ザ・タイタニック」の題名で映画化されています。 名優リチャード・ジョーダンがピット役。 その他、「危険な情事」等のアン・アーチャー。 かのアレック・ギネスも出演していますが、撮影費が膨らみ、興行的には失敗したようです。 |
QD弾頭を回収せよ | 米上院議員を父に持つ、国立海中海洋機関NUMAの責任者ダーク・ピットの奇想天外な冒険シリーズ。 |
マンハッタン特急を探せ | |
大統領誘拐の謎を追え | |
ラドラタの秘宝を探せ | |
古代ローマ船の航跡をたどれ | |
ドラゴンセンターを破壊せよ | |
死のサハラを脱出せよ | |
インカの黄金を追え | |
殺戮衝撃波を断て | |
暴虐の奔流を止めろ | |
アトランティスを発見せよ | |
マンハッタンを死守せよ | |
沈んだ船を探り出せ | ピットのモデルは自分自身だと公言してはばからない著者が 資金を注いで本当にNUNAを設立しサルベージした、ノンフィクション。 |
コロンブスの呪縛を解け | ピットも少し顔を出しますが、本書はNUMA特別出動班のカート・オースチンなる人物が主役。 ピットよりハンサムだそうです。 |
ローマ帽の秘密 | 国名シリーズ |
フランス白粉の秘密 | 国名シリーズ |
オランダ靴の秘密 | 国名シリーズ |
エジプト十字架の秘密 | 国名シリーズ |
ギリシャ棺の秘密 | 国名シリーズ |
Xの悲劇 | ドルリーレーンの事件 |
Yの悲劇 | ドルリーレーンの事件 |
アメリカ銃の秘密 | 国名シリーズ |
シャム双生児の秘密 | 国名シリーズ |
Zの悲劇 | ドルリーレーンの事件 |
ドルリー・レーン最後の事件 | ドルリーレーンの事件 |
チャイナオレンジの秘密 | 国名シリーズ |
スペイン岬の秘密 | 国名シリーズ |
途中の家 | |
ニッポン樫鳥の秘密 | 国名シリーズ |
悪魔の報酬 | |
ハートの4 | |
ドラゴンの歯 | |
災厄の町 | |
靴に棲む老婆 | 題名からはおどろおどろしい内容を想像してしまいますが、 気違い一家をコミカルなタッチで人物描写しているので 重くなりがちな一族殺人事件も楽しく(?)読むことができました。 |
フォックス家の殺人 | |
十日間の不思議 | |
九尾の猫 | |
ダブルダブル | |
悪の起源 | |
帝王死す | |
緋文字 | |
ガラスの村 | |
クイーン警部自身の事件 | |
最後の一撃 | |
盤面の敵 | |
AND ON THE EIGHTH DAY | |
三角形の第4辺 | |
恐怖の研究 | |
顔 | |
真鍮の家 | |
孤独の島 | |
最後の女 | |
心地よく秘密めいた場所 | |
エラリー・クイーンの冒険 | |
エラリー・クイーンの新冒険 | |
エラリー・クイーンの事件簿1 | |
エラリー・クイーンの事件簿2 | |
生者と死者と | |
ミニミステリー傑作選 | |
犯罪文学傑作選 | |
犯罪の中のレディ達1 | |
犯罪の中のレディ達2 | |
完全犯罪大百科1 | |
完全犯罪大百科2 | |
犯罪は詩人の楽しみ | |
クイーンズコレクション1 | |
クイーンズコレクション2 | |
シャーロック・ホームズの災難1 | |
シャーロック・ホームズの災難2 | |
クイーン検察局 | |
二百万ドルの死者 | |
大富豪殺人 | |
クイーンのフルハウス | |
クイーン犯罪実験室 | |
黄金の13 |
最後の診断 | 彼の本は、大病院、政治、ホテル経営など、 それぞれの組織を新聞記者のような視点で徹底的に解剖・分析し、 そこに架空の人物達を登場させてフィクションをつくりあげたような小説です。 |
権力者たち | |
ホテル | |
自動車 | |
マネーチェンジャーズ | 大銀行が舞台。映画化されています。 カーク・ダグラス、クルストファー・プラマー、アン・バクスター、ラルフ・ベラミー、スーザン・フラナリー、 ロバート・ロジア、ジェームズ繁田、等 往年の大スターが勢ぞろいしています。 |
エネルギー | 電力会社が舞台。 |
ストロング・メディスン | 製薬業界が舞台で、映画化されています。 主演にパメラ・スー・マーティン。 「ジュラシックパーク」や「オーメン3」のサム・ニールも出演しています。 |
ニュースキャスター |
戻る
ペーパー・マネー | 「針の眼」以前の5つのペンネームのうち、ザッカリー・ストーン名義で出された小説。 夕刊新聞社をめぐってたった一日の出来事を一時間きざみで一章にしてあります。 |
針の眼 | ノルマンディ上陸作戦の上陸地点を探るドイツスパイと、事件に巻き込まれる一民間人のお話。 映画では独スパイにドナルド・サザーランド、民間人主婦にケイト・ネリガン |
トリプル | 未読 |
レベッカへの鍵 | 未読 |
ペテルブルグから来た男 | 未読 |
獅子とともに横たわれ | 未読 |
大聖堂 | 12世紀イングランドを舞台にした歴史小説。 ホワイト・シップ遭難〜聖トマスの殉教という史実を背景にその時代を生きた人々の長編物語。 |
ピラスター銀行の清算 | 一族で経営している銀行の裏で繰り広げられる、陰謀を下地にした人間模様のお話。 |
鷲の翼に乗って (ノンフィクション) |
大統領選挙にチョイチョイ登場して話題の、あのロス・ペロウ氏も登場する、ノンフィクション。 1978年コンピュータ関連会社のイラン支社幹部誘拐と救出作戦です。 |
第三双生児 | ある事件をきっかけに、一組の一卵性双生児には「三人目の双子」がいるのでは? という遺伝子操作が進んだ現代ならではのミステリーに発展していきます。 |
ブラウン神父の童心 |
無駄をはぶいて、トリックと謎解きだけを追求した純粋な推理物とは言い難いけれど、 その人間性ゆえにその犯罪を犯すべくして犯したという詰め方をする推理法が面白いシリーズ。 |
ブラウン神父の知恵 |
|
ブラウン神父の不信 |
|
ブラウン神父の秘密 |
|
奇商クラブ |
奇商クラブを中心にした、オムニバス風 |
緋色の研究 | あまりに有名。数学の方程式のように、「答えはこれしかありえない」という推理があざやか。 ホームズの晩年がアヘン中毒で苦しむのが、後味悪いかも^^; |
四つの署名 | |
シャーロック・ホームズの冒険 | |
シャーロック・ホームズの思い出 | |
バスカヴィル家の犬 | |
シャーロック・ホームズの帰還 | |
恐怖の谷 | |
シャーロック・ホームズ最後の挨拶 | |
シャーロック・ホームズの事件簿 | |
シャーロック・ホームズの叡智 |
ベンスン殺人事件 | |
カナリヤ殺人事件 | |
グリーン家殺人事件 | |
僧正殺人事件 | |
カブト虫殺人事件 | |
ケンネル殺人事件 | |
ドラゴン殺人事件 | |
カシノ殺人事件 | |
ガーデン殺人事件 | |
誘拐殺人事件 | |
グレイシー・アレン殺人事件 | |
ウィンター殺人事件 |